ピレーション

「シティ・オブ・ジョイ」または「歓喜の街カルカッタ」

「シティ・オブ・ジョイ」はローランド・ジョフィ監督、パトリック・スウェ
イジ主演の映画。
舞台はインドのカルカッタ(今はコルカトという現地読みの名前になっている)のスラム。このスラ
ムがなぜ「歓喜の街」と呼ばれるのかをこの映画はみごとに描いている感動の作品である。
私はこの映画を高校2年生の女生徒とともに何度見たであろうか。

アメリカで医師としての自分に失望し、救いを求めてやってきたマックスは、貧困から逃れるために
インドの田舎から出てきた車引きのバザリ一家とスラムで出会う。
街のボスから搾取されながらも懸命に生きていくバザリたちを見て、マックスは憤り、彼らと主に立
ち上がり闘う決意をする。
「人には3つの選択しかない。逃げ出すか、傍観するか、やってみるか、である。」