「星降る夜」のおススメ

これも生徒におすすめする感動的体験です。

名付けて「星降る夜のオススメ」。

1年で一番流れ星の見られる夜はいつだかわかりますか?
8月13日の明け方2時から4時頃まで、地球が「ペルセウス座流星群」の中に入って、もっとも流れ星が見られるときなのです。
月の状態から考えると今年は「良」だそうです。
この日を、空がきれいに見えイルミネーションのない田舎で過ごす方には特にオススメです。

わたしはいまから40年近く前に、長野と岐阜の県境にある清内路村というところで、この「星降る夜」を体験しました。
大学生だった私は、このとき「ハイランドスクール」とかいって、受験生を集めて10日くらいの夏期講習会をこの清内路村の農家にホームステイして過ごし ました。
そのときに、参加した高校生たちと農家の庭先にむしろをひいて、みなで夜空を仰いでいました。
流れる、流れる、1分間に1個の割合で流れ星が流れるのです。(記憶はオーバーに作り替えられるので実際にはもっと少なかったかもしれませんでしたが)
一緒にこれを見た高校生たちは「もう願いごとがない」というくらいに願いごとを念じていたようです。

この「星降る夜」を忘れられず、またこのときになるとよく流れ星を見に、いろいろなところにいきました.
丹沢のヤビツ峠、富士スバルライン……………。
でもあの時ほど見えたことがない。キリが出てきたり、雲がかかっていたりで、なかなか見えないのですね。
私の家の屋上から見たこともありますし、名古屋の研修センターの屋上から見たこともあります。
でもこの場合には10分間に1個くらいの割合でした。

だから、当たりはずれがあるのですが、今年は久しぶりの「良」だそうです。
これは月の満ち欠けと関係があって、月は出ていない方が、空がくらくてよく流れ星が見られるのです。
この流星群は、1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」 とあわせて「3大流星群」のひとつです。